今こそ妊娠のチャンス | 茨城県小美玉市の不妊治療・婦人科 小塙医院

茨城県小美玉市の不妊治療・婦人科 小塙医院

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今こそ妊娠のチャンス

 

Q:
不妊歴8年の妻41歳、夫45歳です。震災後ようやく日常生活を取り戻しましたが、なかなか気持ちが前向きにならず不妊治療を再開しても良い結果が得られる気がしません。状況が落ち着くまで治療は休んだほうがよいでしょうか。

A:
災害関連の相次ぐ悲しい報道には心が痛みます。被災地を思うと不妊治療など自分のことに一生懸命になることを不謹慎と思いがちですが、むしろ子どもが増えることで経済復興につながると考えませんか。

しかも、不思議なことに当院では震災前後の2月~3月にタイミング(自然性交法)や人工授精、体外受精に臨んだ46人もの患者さんが妊娠しました。当院の統計では過去5年間で最高の数値で、その1/3は治療が長期化すると見込んでいました。

特に生殖反応では着床能力が高まっていていつも子宮内膜が薄い人が厚くなっていたり、遅延排卵の人が正常に排卵していたケースもありました。

なぜ妊娠率が上がったかというと、生命の危機を感じ子孫を残そうとする人間の本能の働きが活性化したからと考えます。例えば日本では第二次世界大戦後、アメリカでは9・11事件が発生した後に妊娠率が上昇したそうです。詳細は不明ですが妊娠は神秘的なもので、不安な状況が女性の体に働きかけホルモン分泌が的確に作用したのかもしれません。

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