妊娠のしくみ
妊娠の過程は簡単に言うと「卵の発育・排卵・受精・着床」です。そして、その過程において重要とされる条件は、
- 良い卵子
- 良い精子
- 良い卵管(培養環境)
- 良い子宮(子宮内膜)
- 抗精子抗体がないこと
の5つです。
女性はこの世に誕生した時から卵巣に5万~20万個の原始卵があり、年齢とともに自然消失し数が減っていきます。思春期になると脳から卵の発達を促すホルモンが分泌され、原始卵が成熟して排卵し月経が開始します。また、男性も思春期になると精子が受精できるように成熟・発達します。
排出された卵は卵管に取り込まれ、卵管膨大部を目指し精子とめぐり合うのを待ちます。この排卵期に性交すると妊娠の可能性が高く、子宮の入り口に到達できたわずかな射精精子が子宮内を上昇して卵管に進入し卵管膨大部を目指します。
そこで出合った卵と精子が結合すると受精が起こり、受精卵は成長・発達を繰り返しながら5~7日間ほどかけて子宮に向かい、子宮内膜に着床し妊娠が成立します。着床後は受精卵の成長とともに胎のうが形成され、胎のう内に胎盤、胎児が形成されていきます。
※●=女性医師(新村医師)による診療(診療時間は10:00〜12:00)
※初診の患者さまについては、午前中は11時まで、午後は16時までの受付となります。
※初診時の検査は全項目で約40,000円かかります。
※採血の時間は、午前中は11時まで、午後は16時までの受付となります。特に体外受精の方は時間厳守でお願いいたします。間に合わない場合、採卵ができない可能性がございますのでご注意願います。