新型コロナウイルスワクチンの会社や種類による違いについて | 茨城県小美玉市の不妊治療・婦人科 小塙医院

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新型コロナウイルスワクチンの会社や種類による違いについて

 

新型コロナウイルスのワクチン接種が、医療従事者を対象として近日開始される予定です。

厚生労働省では2月12日、米国ファイザーの新型コロナウイルスワクチンについて、製造販売の特例承認を了承しました。

臨床試験(治験)のデータで有効性や安全性を確認しており、国内でのコロナワクチンの承認はファイザー製が初となります。

他には英国のアストラゼネカも2月5日に国内で製造販売の承認を申請しました。また、米国モデルナからもワクチンの供給を受けることを決めています。

今後医療従事者から始まり全国民へ接種が順次行われる新型コロナウイルスのワクチンですが、このように様々な種類のワクチンがあります。各ワクチンにおける違いを表としてご紹介いたします。

保存方法としてはファイザー社のワクチンが最も手間がかかりますが有効性は確かです。

どのワクチンにも共通する問題点としては変異株への有効性です。どのワクチンも変異株は英国型にのみ一部有効な可能性があると報告されているのみであり、南ア型やブラジル型には有効性は限定的な可能性あると報告されています。今後さらなる変異株が出現する可能性もあり、それに伴いワクチンを改良する必要が出てくると考えられます。

すべてのワクチン重要な点は、2回の接種で有効性が担保されるという点です。1回目と2回目の投与の間に最大間隔は明確には示されていませんが、各ワクチンの推奨スケジュール(ファイザー社は21日間隔、モデルナ社・アストラゼネカ社は28日間隔)を厳守することが必要と考えられます。

それぞれのワクチンの特徴をBBCで動画として大変分かりやすく取り上げているため、下記よりぜひご覧ください。

https://www.bbc.com/japanese/av-embeds/55975720

 

妊娠や不妊と新型コロナウイルスワクチンの関係に関してはこちら

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下記はCDCより、ワクチンに関するよくある疑問の答えになります。

・他のワクチンと接種期間は重なって問題ありませんか?

他のワクチンを接種している場合や接種予定の場合は最大14日間のインターバルを設けることを推奨しています。

・以前に新型コロナウイルスに感染したことがある場合にワクチン接種は必要ですか?

・以前に症候性または無症候性の新型コロナウイルス感染の病歴があるかどうかに関係なく、ワクチン接種はすべきです。臨床試験のデータでは、ファイザ社のワクチンやモデルナ社のワクチンが、以前に新型コロナウイルス感染の経歴がある人に安全に投与できることを示しています。ただし、過去90日以内に感染した場合は、90日が経過するまでワクチン接種を延期する必要があります。

・新型コロナウイルスワクチンを接種した場合にはPCR検査や抗原・抗体検査は陽性になりますか?

新型コロナウイルスワクチン接種は核酸増幅(PCR)または抗原検査の結果に影響を与えません 。ワクチン接種後のCOVID-19に対する免疫を評価したり、ワクチン接種を受けていない人のワクチン接種の必要性を評価したりするための抗体検査は推奨されていません。

https://www.cdc.gov/vaccines/covid-19/info-by-product/pfizer/pfizer-bioNTech-faqs.html

https://www.cdc.gov/vaccines/covid-19/info-by-product/moderna/moderna-faqs.html

 

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