妊娠計画・管理セット法 | 茨城県小美玉市の不妊治療・婦人科 小塙医院

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妊娠計画・管理セット法

 

Q:
私35歳、夫38歳、不妊歴5年です。タイミング法と人工授精を交互に行っていますが、妊娠の経験がありません。夫は仕事が忙しく、その日に急に排卵日を告げると仕事の重圧などで射精がうまくできなくなってきました。どうすればよいでしょうか。

A:
不妊患者ばかりでなく30代は各職場において一番の働き手ですから仕事がハードで帰宅時間も深夜になる方が多いようです。遅い夕食を済ませて急に「きょうが排卵日だから」とその晩に、または翌日の人工授精(AIH)に備え早朝の性交を求められても確かに男性は厳しいでしょう。従って早めに排卵日を知っておきたいという願望が男性にはあるようです。

体外受精は最初から計画的にことを進められるのに対し、タイミング法やAIHではなかなか排卵日を特定できませが、当院では生理3日目の血中ホルモン測定から排卵日が予測できます。さらに自然排卵できるか無排卵か、遅延排卵かも予測でき、自然排卵が可能な場合は排卵誘発剤などを使用して人工的に排卵日をずらすことも可能です。

排卵後の管理は、排卵5日目に着床に関するホルモン測定で着床能力が強いか弱いかが分かります。弱い場合はその人の状態に合わせた薬を組み合わせて着床力をアップします。さらに、受精後14~18日目には妊娠の有無、妊娠しなかった場合は受精したかどうか、着床があったかどうかも分かります。妊娠不成立の場合はこの結果を参考に妊娠できなかった原因を推測し、次の治療につなげていきます。こうした排卵の計画と管理が妊娠率上昇の鍵になります。

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